兵庫県本部・兵庫県庁住宅政策課(既存住宅流通事業打ち合わせ)ご来局(神戸)【神戸市中央区・全日兵庫会館】
2016年08月18日(木) 13:30~14:30
本日は、兵庫県庁県土整備部住宅政策課より既存住宅の流通促進施策についてのヒアリングにご担当者がご来局され、兵庫県内の空き家問題等も絡む既存住宅の流通量の増大に寄与する方策について意見交換を行いました。
同課においては、既存住宅にまつわる懸念材料の一つとして質の問題を捉えるところ、一定水準(例えば耐震性能、しろあり、駆体構造のインスぺクション、瑕疵保証保険付与など)を備えた既存住宅には優良住宅と認識出来るような認定制度を構築し、それらの運用主体を関連事業者団体の協議会形式で対応することが可能かというようなお話を頂きました。
消費者にとっては、一つの目安とはなり、一定の公的団体等が認定形式でお墨付きを与えるという点においては評価できるものの、既にインスぺクション事業者や保険法人などが独自の対応として同様の表示アイテム(例えばマル優ステッカーのようなものなど)を検討されているところもあるようですので、流通促進策としてのインパクトは弱いかもしれません。
根本的な問題として、既存住宅を利活用して流通増大を図るというのであれば、流通量の絶対数を増やすことを考えなければならず、特に性能重視の観点からであれば、事業者の買取再販事業を支援することが求められます。従って、事業者が住宅再生事業を行い易くする金融支援や、既存住宅購入者の購入後のメリット(例えば税制優遇措置など)が目に見えて改善されるような施策を期待するところです。この問題については、引き続き協議させて頂くつもりです。
南村