神戸市・空き家活用地域活性化プロジェクトチーム会議(神戸)【神戸市中央区・神戸市役所1号館12階】
本日は、神戸市の空き家活用地域活性化PJの全体会議が行われました。
この会議は、神戸市長(久元きぞう氏)の肝いりで組織された神戸市役所若手職員(公募により選出)及び関係部局係長級と、住宅政策局及び民間選出委員がそれぞれの立場で空き家対策の根幹に係わる議論を行い、それを基に若手職員らがワークショップを開催して課題抽出⇒可決策の検討⇒具体的施策の策定⇒発表を行い、最終的に全体で取り纏めた市長への答申案を、平成30年度の神戸市行政施策の中で予算化に向けて検討するというものです。
今日が最終の会議となり、これまでに議論された内容を若手職員チームが施策実現に向けた発表を行い、関係部局担当者が質疑を通してその実現性を問うという形で進められました。
我々民間選出委員においては、若手チームの発案を最大限実務的に実現できるかを検討することを主として臨みましたが、関係部局各担当者からは市役所(行政)が行う施策としての大義と縦割の中での実現性、事業主体となる部局の協力体制やそもそも論も出され、民間企業と役所の本質的な違いが浮き彫りとなった会議でした。公共の福祉に寄与する事業を基本として行う行政にあって、官民連携(PPPやPFI)又は民主導型の事業モデルへの違和感は否めず、受益対象者を個人のレベルまで引き下げることには矛盾が生じることとなります。この部分に踏み込むには時間が足りませんし、これは一つのPJで議論できるほど単純ではありません。
最終的には本日の数々の意見や指摘を踏まえ、住宅政策局側で取り纏め、11月中旬以降に市長に答申報告を行うこととなります。
今回の委員受託を通じ、若い行政マンらと共に議論できたことや、これからの神戸市を背負う有能な職員さんらに民間の思考パターンを十分にご理解頂けたことなど、とても有意義で有益な体験となりました。皆様方にお礼を申し上げます。
今後、斯様な官民連携と一体型の審議会等が各分野で試行され、市政150年の間に固まってしまった古き良き?行政の在り方に新しい風が舞い、より市民一人一人に幸せをもたらす神戸にして頂ければ幸甚です。
ありがとうございました。
南村