近畿圏不動産流通機構・機構組織検討特別委員会、団体長会議(大阪)【大阪市中央区・大阪宅建会館】
本日は、近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)の組織検討特別委員会と団体長(レインズ参画団体の各長)を交えたレインズの事業報告会を開催し、現在近畿レインズで検討しているレインズシステムの将来像と、次世代システムの構築に向けた開発を担当しているグランドデザイン構築特別委員会から、副委員長の私(委員長は阪井レインズ会長)が委員会を代表して現在までの取り組みの経緯と実施した会議、国交省や他団体との意見交換の内容を踏まえて、同委員会で取り纏めている次世代レインズシステムの構想(主にデーター互換システムの装備とその目的)について詳細な報告を行いました。併せて、総財委員会で所管しているAIを利用した価格査定の実証実験と、日本AI学会での論文発表に関する報告を三尾総財委員長(大阪宅建協会)より報告し、意見交換を行いました。
現段階で具体的な計画を述べるまでに至っていない双方の研究ですが、出席団体長からはアバウトな報告内容では適否の判断がつかない、概算費用の提示が欲しいなど、当然ともいえる要望や意見も出されましたが、事を焦る必要がある内容ではありません。各団体から出席頂いている委員各位の総意とコンセンサスの上に、今後の具体的作業を経て計画骨子を作成致しますので、それまでお待ちいただかねばならないことをお話しし、今後も同様に報告の機会を作り、ご理解を得ながら進めていくことで概ね了承を見ました。
レインズの価値と重要性は我々が作り上げていくもので、国から与えられるものではありません。これまで、行政や民間システム会社等が主導してきたこの不動産流通業界において、本来の業界主導型に導くため、レインズシステムと組織力を使って実現して行こうとしているのであって、旧態依然とした不動産取引の実務にしがみ付いていては、必ず中小零細企業は淘汰されます。そのような事例は歴史を振り返ればいくらでも確認することができます。時代の流れというのは、必然的に変化して行くもの、変えなければならないもの、変わらないもの、変えてはいけないものをどう適確に判断し、時のトップらが英断を下すかによって、時代に乗り遅れるか、乗り切れるかが決まります。個人それぞれのご意見やお考えは当然否定されるものではありません。しかし、我々の次の世代は、既に社会の中心で活躍しています。その彼等にレインズは何を託すのか。それを検討し、構築することが近畿レインズの使命だと信じて止みません。
長時間に亘り、お疲れ様でした。ご静聴ありがとうございました。
南村